光を食べるメタ栄養学 vol.8

「光を食べる食生活」

 

最終回の今回は、これまでお伝えしてきた内容を毎日の食生活に落とし込む方法について考えていきたいと思います。

この講座でお話ししてきたことは、生化学をベースにした栄養学のように「Aという物質がBの作用を及ぼす、だからCという結果が現れる」というように、起承転結が明確に測れるようなものではありません(だから『メタ』栄養学なのですけれど)から、ここでご提案するのはあくまで私の、個人的なアイデアです。

これ以外にもたくさん様々な可能性を、ご自身で見つけていってください!いつかそれらのすべてが「当たり前の健康法」になればいいなぁと思っています。

 

■vol.1

 

「人体における情報伝達のしくみ」では、情報は「リガンド」と「レセプター」という「鍵と鍵穴」のしくみで伝わる他、振動でも伝わることをお話ししました。

振動によって情報伝達が起こるのは、お互いが「共鳴」した時です。身体という環境と、食べものという侵入者の共鳴が起こるとしたら、どちらも周波数が低い時や、どちらも周波数が高い時です。つまり、健康レベルが落ちていれば病原菌にも感染しやすくなるでしょうし、よい状態が保てていれば病原菌は排除され、周波数の高い侵入者だけと共鳴が起こるのです。

 

特別なデバイスを用いれば、食べものの持つ振動(周波数)を計測することもできるでしょうが、ふだんそのようなことはできません。だとしたら、できるのは「自分の感性に響くものを選ぶ」こと。「新鮮」「自然栽培」が心に響く人もいれば、「手づくり」「愛情のこもった」などのキーワードが響く人もいるでしょう。「ダイエット」「アンチエイジング」が気になるというのも◎。

 

自分自身に優しくしてあげることも大切です。自分への採点が辛すぎると、肉体も、DNAも、心も、のびのびと持てる可能性を発揮することはできません。自分で自分の可能性を摘んでしまわないようにしたいですね。

 

■vol.2

 

「情報を記憶する水」では、水の不思議な働きについてお話ししました。水は人間の意図や環境など、周囲のインプットに反応しています。飲む前には言葉をかけたり、好きな色や写真、言葉を見せてたりしたいですね。

また太陽光にあてるとエネルギーがチャージされますから、ソーラーウォーターにするのも◎。太陽の光、バイオフォトンは情報の乗り物ですから、宇宙の大いなる意図を体内にとり入れることにもなります。

 

vol.1 と重複しますが、体内の水も情報を記憶する作用がありますから、自己嫌悪や自己卑下の感情は、しっかり聴かれていることを忘れないようにしたいところです。ただし、表面的な、うわべだけのポジティブシンキングは無効。エゴはポジティブシンキングによってフタをしたつもりかもしれませんが、ネガティブな感情が隠れていることは、エネルギーレベルでは筒抜けです。

「自分自身への言葉がけ」に関連して、DNAは言葉によってリプログラミングされることがわかっています。体型も病気も、DNAのせいにはできないということですね。もしかしたら、体内の「第四の水の相」が、DNAに情報を伝えているのかもしれません。

水の働きには、どうも「言葉」がつきまとうよう。今とても気になっているテーマです。

 

水の飲み方ですが、できれば午前中いっぱいは食事をせず、たっぷり水を飲むことで毎日プチファスティングしていただきたいと思っています。「排泄の時間帯」には美しい結晶のある水を飲み、デトックス&チャージを習慣にすると、1日を軽やかに過ごすことができます。

 

■vol.3

 

「光を食べる人体①クロロフィルの働き」では、哺乳類の身体にも、光からエネルギーを生産するしくみがあることについて考察しました。

クロロフィルを効率よく摂取する方法といえば、何といってもグリーンのコールドプレスジュースです。できれば毎日、1日の食事のスタート時、つまり前日の夜からしばらく時間を置き、胃に何も入っていない状態の時にコールドプレスジュースを飲みたいところ。最もよく吸収されますから。

 

グリーンの野菜の他、海藻にもクロロフィルが含まれています。iHerbなどで購入できるリキッドクロロフィルを利用するのもおすすめ。写真の商品は、商品名が「クロロオキシジェン」(クロロフィル+酸素)となっていますがクロロフィルは体内で酸素を発生させる働きがあるからです。酸素には、疲労回復効果や骨折等の治癒促進効果(アスリートが酸素カプセルに入ったりするらしいですよね)がありますし、嫌気性(酸素が嫌い)の細菌の滅菌効果も知られています。ガンは嫌気性の細胞の代表です。

 

■vol.4

 

「光を食べる人体④メラニンの役割」では、メラニン色素にも光をエネルギーに変える働きを持つことを見ていきました。メラニンを増やすには、何といっても日光浴がいちばん。毎日適度に日光浴して、エネルギーレベルをアップさせたいですね。

戸外で作業することの多い時代ならば、意識などしなくても当たり前にできていたのかもしれませんが、現代人、特に冬場は、前腕くらいは出して太陽に当たる時間をつくりたいところです。

 

メラニンといえば、瞳のメラニン色素も、光を吸収し、エネルギーに変換します。「サンゲイジング」(太陽凝視)という、インドに古くから伝わる健康法では、日の出直後の太陽を、裸足で大地に立って見つめます。すると食欲が減り、不食に近づくといわれています。

裸足になる、ということはアーシングも同時に行っているということですね。2つの健康法を同時に行うサンゲイジング、私も一時試していたことがありますが、ポジティブな体感がありました。「太陽を裸眼で見ると失明する」などといわれますが、日の出から1時間と、日の入りまでの1時間の太陽光は瞳への刺激が少ないとされています。

 

■vol.5

 

「情報伝達物質(カンナビノイド、アダプトジェン)とバイオフォトン」では、情報伝達をサポートするカンナビノイドとアダプトジェンについて考察しました。

日本ではアダプトジェンじたいあまり知られていませんから、商品もそれほど多くないようですが、アメリカには左の写真のようなティンクチャー(チンキ剤。アルコール抽出液)や、スーパーフードのようなパウダー状のもの、またサプリメントなど、たくさんのアダプトジェン商品が販売されています。ティンクチャーはコールドプレスジュースに、パウダーはスムージーやスイーツに混ぜて摂るのがおすすめ。詳しいレシピは、2019年春開講のお料理クラスでご紹介する予定です。

 

個人的に、アダプトジェン以上におすすめしたいのがCBDオイルです。CBDオイルとは、大麻草から酩酊作用のある成分を取り除いて抽出したオイル。とにかく万能で、アンチエイジングからストレス緩和、アルツハイマーから病気予防まで、数えきれないほどの症状に効果を発揮します。それというのも、神経の伝達をサポートするからであることは、本文でご紹介しましたよね。

最近では気軽に使える商品も登場しているようですが、こうした商品の有効成分は1%か、それ以下。含有量の多い確かな製品のような即効性(身体の中でパチパチと光が爆ぜるような感覚)はありません。

 

2019年から、ガン患者さんも使用している、医療レベルの高濃度CBDオイル(もちろん違法性はありません!)の取り扱いを開始する予定ですので、加齢による症状のあれこれが気になる方はぜひお試しを。

 

手に入れやすいヘンプオイルやヘンプシードは、毎日のメニューにとり入れたいですね。ヘンプオイルはドレッシングに、ヘンプシードはグラノーラにするのが現在のお気に入り。ヘンプシードを、ナッツ、チアシード、ドライフルーツ、カカオニブ、ビーポーレン、ブラックハニーなどと混ぜるだけ。手作りのアーモンドミルクや豆乳をかけていただきます。

こちらのレシピも、お料理クラスでご紹介する予定です。

 

バイオフォトンについては、できるだけ新鮮なフルーツや野菜を食べるように心がけるのがよいと思います。冷蔵庫に入れるとどんどんバイオフォトンが少なくなっていくそうです。畑で獲れたて、というのが理想ですが、なかなかそうもいきませんから、私は雑草から植物の生命力をいただいています。散歩の途中でタンポポやヨモギを摘み、ジュースにすると、少量でも強いデトックス効果が感じられますよ。

 

■vol.6

 

「微生物との共生」では、腸内細菌や寄生虫まで含めた全体を1つの生物とする考え方をご紹介しました。

腸内環境を整える方法として、「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」の摂取があります。プロバイオティクスはビフィズス菌など、腸内に棲息するのと同じ菌を食べるアプローチ、プレバイオティクスは、腸内細菌のエサになる食品を積極的に食べるアプローチ。どちらも積極的にとり入れたいですね。

 

プロバイオティクスの代表は、ヨーグルトや甘酒、納豆や味噌。できれば既成の商品ではなく、手作りしたいところです。大量生産品が使う発酵の「タネ」は、ちょっとアヤシイものもあるようです。

 

発酵食品を手づくりする際は、写真のようなヨーグルトメーカーを使います。豆乳ヨーグルトや、蕎麦の実やキヌアでつくる雑穀甘酒はもちろん、ナッツチーズや豆板醤も手作りしますから、大活躍してくれています。

肝心の、発酵の「タネ」には、デーツから起こしたレジュベラックを使いますから、私の手の常在菌や、キッチンにいる微生物など、ふだんから接している菌に力を貸してもらって発酵させていることになります。

まったく別のどこかからやってきた菌より、身の回りにいつもいる菌由来の細菌の方が、腸内での定着率もきっと高いでしょう。私の手の常在菌にしてみれば、私の健康をサポートすることは、自身が生き延びるチャンスを高めること。全幅の信頼を置いています。

 

■vol.7

 

「西洋と東洋の融合~量子論と般若心経」では、西洋の科学と、東洋の哲学が融合する現場である今という時代について、また今後私たちが向かう先について考えました。

本文でもお話しした通り、極論すれば食事や栄養に気を使うことには、何の意味もありません。「赤身の肉はガン細胞を成長させる」「精製食品は代謝を衰えさせる」という研究結果がどれだけ示されようとも、「好きなものを食べたいだけ食べる」、これに勝る健康法は、本当はないのだと思います。

 

ただ、空腹以外の理由(ストレス、退屈、依存・・)でものを食べることの多い私たちですから、その「食べたい」欲求は、身体からのストレートな声なのかどうか、それとも心理的な依存によるものなのか、聞き分けることがとても難しいのが現実です。ジュースクレンズやファスティングをおすすめするのは、まずはその「仕分け」ができるくらいに感覚を研ぎ澄まさなければならないからです。

身体の声としっかり対話できるようになりさえすれば、栄養素もカロリーも関係なく、ただ食べたいものを食べることが最上の食事法となるでしょう。またその先には、食べないことも選択できる段階が待っているのかもしれませんね。

 

■最後に・・

 

ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。心よりの感謝を申し上げます。量子論によると、人間が何かに意識を向けると、それまで偏在していた素粒子が1点に収縮するといいます。つまり、私たちは自分の見たいように現実を見ているのです。

ただ、ある時選択した現実が、唯一の現実というわけではありません。他のものに意識を向けた現実も無数に存在しています。パラレルワールドです。

さらに、パラレルワールド同士は、お互いにやり取りすることも可能です。素粒子は肉眼ではわからない速さで明滅し、「滅」の瞬間には「この現実」ではない現実に現れ、情報を持ち込むことも、こちらに持ち帰ることも可能なのです。

 

これまで、ミクロの世界だけの話だと思われていた量子の理論は、マクロの世界にも表れ得ることがわかってきています。マクロである人間に「偏在」が訪れたら、それがきっと「空」、つまり悟りといわれるもでしょう。過去や未来、別の宇宙さえ同時に見渡せる大きな視点が偏在だとしたら、現在のこの人生はなんとちっぽけに感じ、同時にどれほど愛おしいでしょうか。

この講座が、そんな視点を感じるきっかけになれば望外の悦びです。