玄米のはなし

特にマクロバイオティックを実践しているわけでなくても、健康のために玄米を常食する方が最近は増えているのかもしれません。実は私、玄米も苦手です。

玄米の繊維質は非水溶性。水に溶けず(水を吸収しない)固いため、腸の内壁を傷つけてしまいます。
腸は、その刺激から自分を守るため内壁を厚くし、その結果栄養素の吸収が悪くなってしまうのだそうです。
亜鉛の吸収を妨げるフィチン酸が含まれることから「玄米を食べ過ぎない方がよい」とする医師や栄養士さんもいますよね。

私はマクロバイオティックについては知識がないので、これは単なるイメージなのですが「とにかく玄米、玄米至上主義」なのではないかとつい最近まで考えていました。
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ところが、マクロバイオティックの先生の中にも「2年目以降は玄米はあまり食べない方がよい」という指導をなさる方がいるそうですね。友人に聞いて驚きました。

つまるところ、何でもやりすぎは良くない、ということなのでしょうか。フルータリアンといえど、フルーツのみの食事はすすめていないのと同じ?

あ、でも、私も玄米たま~に炊いて食べますよ。震災前に買った5キロ入りの玄米が、まだ半分以上残っているのもので・・(いくらナンでも古すぎるかしら)
食べる時は何日も浸水し、芽が生えてくるまで待ちます。スプラウトにして食べるわけです。こうすると味も全然違い(緑の草っぽい味になります)、消化も大分良くなります。

もはや「ごはん」ではないかもしれませんが、好奇心の強い方は(笑)ぜひお試しを。