酵素栄養学には根拠がない?

ローフードやグリーンスムージーが健康に良いのは「48度以上で加熱すると失われてしまうフルーツや野菜の"酵素"を、そのままいただくことができるから」という理論は、今や誰もが知っていることと思います。

出典はエドワード・ハウエル博士が提唱する「酵素栄養学」なのですが、この酵素栄養学、医学的根拠がまったくないというのはアメリカでは常識になりつつあります。

というのも、ハウエル博士は著書を「膨大な医学的調査資料に基づいてまとめ、一般向けに発表した」としているのですが、この「調査資料」が実は存在しないことが指摘されているのです。
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私もはじめは信じがたく、ローフードムーブメントにケチをつけたいアンチローフード派のいいがかりでは?と思っていたのですが、どうもそうではないらしい。

とはいえ、私はやはり生のフルーツや野菜が好きですし、美容と健康のために積極的に食べるべきものだと考えています。その理由は(酵素がどうであれ)、太陽の光による恵み、エネルギーをそのままいただくことができるから。
ナチュラルハイジーン的にいうと「人間の生理機能に最も適しているから」。

このテーマ、これからもフォローして新事実が見つかったらレポートしますね。