NYベジレポートvol.1 ヴィーガンフェスティバル

会場前の長い列
会場前の長い列

以前住んでいたニューヨークに9年振りに訪れた私。目的は友人に会うことと、現地のベジ事情を見学すること。到着してすぐ、The Seedという団体が主催するヴィーガンフェスティバルの会場に向かいました。

このヴィーガンフェスティバル、どのような内容なのかというと、メインは著名人によるパネルディスカッションやレクチャー、それに「プランイート」の仲間といった内容のドキュメンタリフィルムの上映会、そしてベジ・ヴィーガンレストランやスナック、ドリンクのテイスティングです。

 

 

ほとんど無料でテイスティングできますが、中には有料のものも
ほとんど無料でテイスティングできますが、中には有料のものも

テイスティングに参加していたベンダーは30店ほどだったでしょうか。写真手前に見えるようなアボカドのディップ、ヴィーガンチップス、スイーツ、ドリンクなど、本当にたくさんの種類があります。日本でヴィーガンというとマクロビ風なものが多いですが、こちらのヴィーガンはマクロビの影響というより、ローフードの影響を受けたテイストのものが多いような印象を受けました。

 

 

上映会を待つ人々
上映会を待つ人々

フェスティバルでのお目当ての1つは、Vegucated というドキュメンタリの上映会(タイトルはVegetableとeducateをかけ合わせた造語)です。日本に帰国後すぐに「プランイート」の第1回上映会が迫っていましたから、会場のセッティングなども気になります。

観客の質問に答える監督と出演者
観客の質問に答える監督と出演者

Vegucatedは、映画祭でドキュメンタリフィルム部門の賞も受賞している作品で、前々からこのイベントで観られることを楽しみにしていました。肉食がどんなに残酷なことか、畜産業界は動物をどんなにひどい仕打ちをしているか、それを知らずに肉を食べている私たちも、それに加担しているのだ、と感情に訴えかける内容です。「プランイート」が淡々と科学的に事実を述べる内容であるのとは対象的ともいえる映画でした。

 

 

その他におもしろかったのが、お料理のデモンストレーションです。先生の手元を真上からカメラで撮影しており、会場の左右に設置されたスクリーンに動画が映しだされます。

この日は、素揚げの茄子に水菜、ゆでたあずき、黒ごまをあわせるという何とも日本風な野菜サラダのつくり方を紹介していました。

 

 

 

そして、みなさまご存知のvitamixのデモコーナー。いやにグッドルッキングなお兄さんが使い方のデモを行っていました。つくったものをその場で小さなカップに入れてテイスティングさせてくれるとくれば、当然お兄さんの前は黒山の人だかり!!