テレビの弊害

「テレビ」というものの目的は、私たちから思考能力を奪うことだ。テレビを観ていると「明け渡した」感じが、確かにある。仕事がものすごく忙しい1週間を過ごした後の週末、空っぽになっている時などこれを心地良く感じることもなくはない。でも、毎日の習慣にしてしまうのってどうなんだろう?

 

そうして「明け渡した」状態に私たちをしておいて、コマーシャルをみせて必要のない何かを売りつけようとしたり、芸能人に政治を語らせて思考を誘導しようとしたり、もっともらしい顔をしてニュース原稿を読みそれを真実だと思いこませようとする。

 

放送局の主な収入源は?放送業は認可制だけれど、誰が「認可」しているの?ニュースの情報源である通信社の株主は?

疑問に思ったことはないだろうか。マスコミは、市民のために存在するわけでは、決して、ない。

 

自分の目の前で繰り広げられている「おはなし」(いわゆる"現実") にワクワクしていると、テレビというのは不安や心配を煽り、幸福感の足をひっぱるツールなのだということが、はっきりわかる。波長が合わず、ノイズに感じる。興味が持てない。観たいと思わなくなる。

 

関連性はにわかには信じ難いかもしれないけれど、これもフルータリアンになったゆえの変化だと思っている。だって、こういう食生活をしている他の人々も、同じようなことを言っているんだもの。