人間はなぜ存在するのか?

いつだったかに読んだ、量子論をごくごくごく簡単に説明した本の中に「あなたが月を見ていないとき、月は存在しない」と書いてあった。

それをふと思い出し、なぜ人間がこの宇宙の中の地球という場所に棲息しているのか、わかったような気がした。

 

もしこの3次元という物理的次元に人間がいなければ、宇宙は物理的に存在しないことになってしまう。物理的次元から宇宙を認識する人間という存在がいてはじめて、宇宙は3次元に存在するのだから。

 

だとすれば、私たちのすべきことはおのずと見えてくる。観察すれば良いのだ。人生を、自分の目の前でくり広げられるストーリーを。うまくいこうがいくまいが、そんなことはどっちでもいい。興味を持ったものに挑戦してみて、どんな反応が宇宙から返ってくるのか観察する。もし、次はうまくいかせたいと思うのなら、やり方を変えて自分なりに工夫してみる。そうしてまた反応を観察する。

その積み重ねで、この宇宙という場所が形づくられていく。。

 

それが、人間というものが存在する意味なのではないかしら。